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一般NISA、つみたてNISA違いについて
2023年12月31日までの制度です。
2024年からは新制度が始まります。
一般NISA口座 | つみたてNISA口座 | |
購入方法 | 通常買付・積立投資 | 積立投資のみ |
非課税年間投資上限額 | 年間120万円 | 年間40万円 |
非課税となる期間 | 最長5年 | 最長20年 |
対象商品 | 株・投資信託・ ETF・ETN・ REIT(不動産投資信託)など | 長期・積立・分散投資向けの一部の投資信託とETF |
非課税対象 | ※対象商品にかかる配当金・分配金、売却益 | |
口座開設期間 | 2023年開始分まで | 2042年開始分まで |
払出し制限 | いつでも売却、出金可能 | |
金融機関の変更 | ※可能 |
※一般NISA口座で配当金を非課税で受け取るには、受け取り方法を「株式数比例配分方式」への事前登録が必要。※既に変更前のNISA口座にて買付を行なっている場合は、翌年に変更できる。
2023年まで
一般NISAは2014年1月から制度開始。
つみたてNISAは2018年1月から制度開始。
ジュニアNISA(20歳未満)は2016年4月から制度開始。
2023年1月以降は、一般NISAとつみたてNISAについては、18歳以上が利用可能になりました。
逆に、ジュニアNISAについては18歳未満になりました。
2024年から
NISA改正で何が変わる??税制改定によりNISA新旧制度の解説
こちらで詳細解説してます!
要するに新制度は神制度です!!
一般NISAとつみたてNISAどっちが良い??
結論からいうと、つみたてNISAがおすすめです。
手元に100万円あるとして、投資経験者であれば一括での一般NISAでも良いと思いますが、経験が少ない方は、買うタイミングが掴めないため、つみたてNISAの一択です。
一般NISAのメリットは右肩上がりの相場で複利の力を活かせる。
逆につみたてNISAは変動に強いです。
ドルコスト平均法
価格が高い時は、購入量(口数)が減少
価格が低い時は、購入量(口数)が増加
30,000円分毎月つみたて購入。
その30,000円の中からその月の株価分購入する方法。
※正確には投資信託の取引単位は「株」ではなく、「口数」です。
また、価格は「基準価格」といい、「1口」ではなく「1万口あたり」で示されます。
例として、株価10,000円の月は
30,000円(毎月購入額)÷10,000円(株価)=3口(3株分)
株価6,000円の月は
30,000円(毎月購入額)÷6,000円(株価)=5口(5株分)
例を見るとドル・コスト均等法は毎月3株購入するより、1,471円お得になります。
つみたてNISAいくらになるの?
毎月3万円
想定利回り(年率)3%
20年間の運用
リスクを抑えた堅実タイプの年率3%でシミュレーションした場合です。
毎月3万円×12ヶ月で年間36万円
36万円×20年間で720万円
20年目には264.9万円の運用収入です。
オススメ投資信託については、後日記述します。
投資先の分散について
A資産だけで投資するよりも、値動きの異なるB資産のような、複数の資産に分散投資することで、総合的にみるとリスクを軽減することができる。これが分散投資です。
米国株式のS&P500はアメリカの主要企業500社へ投資しているような効果があります。
全世界株式(オール・カントリー)は、世界50カ国に広く分散投資ができます。
そのため、S&P500でアメリカの市場の成長を狙いながら、全世界株式に投資することで、バランスを保つことができます。これが分散投資です。