VOO・QQQ、そもそも違いは何?
そんな方に向けて、投資初心者目線から解説をしていきます
ETFの経費率についても解説をしています
目次
VOOバンガードS&P500ETFとは
VOOバンガードS&P500ETFは、
総額が大きい米国株式を構成銘柄とするS&P500指数の
投資パフォーマンスに連動する投資成果を目指している
米国の主要業種を代表する大型株500銘柄で構成され
米国株式市場のパフォーマンスを表すベンチマークとして知られる
インデックス構成銘柄
名称 | 割合 |
アップル (AAPL) | 6.67 |
マイクロソフト (MSFT) | 6.39 |
アマゾン・ドット・コム (AMZN) | 3.93 |
テスラ (TSLA) | 2.39 |
アルファベット (GOOGL) | 2.20 |
エヌビディア (NVDA) | 2.09 |
アルファベット (GOOG) | 2.06 |
メタ・プラットフォームズ (FB) | 1.99 |
パークシャー・ハサウェイ (BRK/B) | 1.32 |
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー (JPM) | 1.22 |
インベスコQQQトラスト シリーズ1ET(QQQ)とは
インベスコQQQ信託シリーズはナスダック100指数の構成証券の全てを保有する
投資目的は同指数の価格・利回り実績に連動する投資成果を提供すること
インデックス構成銘柄
名称 | 割合 |
アップル (AAPL) | 11.64 |
マイクロソフト (MSFT) | 10.09 |
アマゾン・ドット・コム (AMZN) | 6.76 |
メタ・プラットフォームズ (FB) | 4.76 |
テスラ (TSLA) | 4.24 |
エヌビディア (NVDA) | 4.13 |
アルファベット (GOOG) | 3.67 |
アルファベット (GOOGL) | 3.48 |
ブロードコム (AVGO) | 1.82 |
アドビ (ADBE) | 1.79 |
経費率比較
VOO | QQQ | |
経費率(Total Expense Ratio) | 0.03% | 0.20% |
ETF経費率の計算方法
経費率は1年分として記載されている
200万円分をQQQの経費率で計算したとき(1年保有)
・200万×0.20%=4,000円
・4,000円÷365日=およそ10.95円
1日あたりおよそ10.95円
本来は毎日の基準価格に経費率がかかる
1,000万円で運用したときは
・1,000万円×0.20%=2万円
200万円をVOOとQQQでそれぞれ運用した時の比較
VOO(0.03%) | QQQ(0.20%) |
200万×0.03%=600 | 200万×0.20%=4,000 |
参考までに騰落率も載せておきます
VOO | QQQ | ||||
騰落率 | 期間 | 騰落率 | 騰落率 | 期間 | 騰落率 |
1ヶ月 | 5.10% | 1ヶ月 | 3.88% | ||
3ヶ月 | 9.75% | 3ヶ月 | 10.46% | ||
6ヶ月 | 10.22% | 6ヶ月 | 11.05% | ||
9ヶ月 | 19.76% | 9ヶ月 | 22.87% | ||
1年 | 28.66% | 1年 | 27.24% | ||
2年 | 52.04% | 2年 | 87.75% | ||
3年 | 104.93% | 3年 | 170.83% | ||
5年 | 131.03% | 5年 | 245.19% | ||
設定来 | 445.42% | 設定来 | 799.24% |
1年あたりにかかるコストはQQQが高くなりますが
騰落率で比べるとそのコストの理由がわかります
QQQはナスダック※から構成されているため
株価の上昇率が高いです
※ナスダック:主にハイテク企業やIT関連の企業など新興企業が占める割合が多く
新興企業向け株式市場の中でも世界最大の規模を誇る
リスクを減らすのであればVOO
利益を取るのであれば、リスクを取ってQQQ
一概にどちらが良いとも言えませんが
7(VOO):3(QQQ)
個人的にはこれくらいがベストです
と言いつつ私はQQQを保有していないので
余裕資金が確保でき次第購入したいと思います