目次
KSK(9687) 『情報・通信業』 株価
独立系ソフトウェアの中堅
NECグループ依存度は2割
ネットワークサービスの比重を拡大
【増額】
ネットワークサービスが会社想定を超えた
新規構築案件獲得などが実る
システムコアは車載向けや組み込み系が復調
先行費用が減少し、営業増益幅はやや拡大
営業外の雇調金収入急縮小。純益小幅後退
23年3月期はネットワークサービスが着実増
【迅速化】
社内のDX化に積極投資、意思決定の一段迅速化を狙う
自動運転支援ソフトの開発促進
社員の資格取得支援を強化
【自己資本比率】
72.7%
【配当】
(配当) | (配当金) |
21.3 | 77 |
22.3予 | 71~74 |
23.3予 | 71~76 |
予想配当利回 | 3.12% |
【株主優待】
現在提供なし
情報通信業の平均的な自己資本比率は58.6%
サテライトオフィス『Cross Road』を開設
感染予防対策が施されたエリアで
テレワークやWeb会議、ミーティングなどが行えるように
オンライン設備を完備したサテライトオフィス
コロナ禍での交流の場を提供することで
エンゲージメント強化を図っている
KSKグループの『健康経営』への取り組み
喫煙率0%から始まった健康経営施策
- 『わくわく健康プラン』(健康増進プログラム)
- 健康診断100%受診(18年連続)
適正な飲酒および適正なスマホ使用まで発展
- 3年連続で『健康経営銘柄』
- 5年連続で『健康経営優良法人』(ホワイト500)
日本健康教育学会の『日本健康教育学会誌』や
経団連事業サービス 人事賃金センターの『職域研究』に
これらの取り組みが紹介されている
社員の品質意識向上を徹底、『究極の品質』実現
『人質向上』『標準化』『自動化』の
3つの取り組みを行い、品質を高めている
KSKグループでは全社を挙げ、技術力向上に取り組んでいる
2021年10月に全社技術力向上委員会を発足させ
定期的に情報を発信し、社員の技術力を上げ
技術者としての価値を高めていくことを通じて、
全社的に技術の底上げを図っている
同業他社比較
ジャステック(9717) 『情報・通信業』
システム開発・販売専業
一括請負を志向している
金融や通信を中心に多方面に顧客を持つ、独立系
【上積み】
22年11月期は柱であるシステム開発が主顧客である金融・保険各社の
旺盛なIT投資を背景に高水準を維持している
コロナ禍影響で運輸・旅行関連は上期に影響が残るが下期上向く
不採算案件も消える
人件費増をかわして営業益上積む
【拡張】
大阪営業所を移転し、豊富な受注に人員を増やし対応
5GやAIなど先端テクノロジー分野の人材育成に重点投資
【自己資本比率】
86.5%
【配当】
(配当) | (配当金) |
20.11 | 80 |
21.11予 | 50 |
22.11予 | 50 |
予想配当利回 | 4.09% |
【株主優待】
現在提供なし
日本コンピュータ・ダイナミクス(4783) 『情報・通信業』
システム開発、運用サービス、駐輪場管理システムが経営の3本柱
駐輪場の運営事業も展開
【上振れ】
案件増でシステム開発堅調
外資系生保向け保守・運用のアウトソーシングや
通勤・通学の鉄道利用客が戻り駐輪場事業等が想定超の伸び
外注費を抑制し前号費で営業益増額
23年3月期は新規顧客増で駐輪場やアウトソーシングが続伸
【DX】
OBCのクラウド版奉公活用し中堅・中小企業向け基幹システムのDX推進
駐輪場は地方都市中心に新拠点拡充
【自己資本比率】
40.7%
【配当】
(配当) | (配当金) |
22.3予 | 7 |
22.9予 | 7 |
23.3予 | 7 |
予想配当利回 | 1.99% |
【株主優待】
優待内容名 | 優待獲得株数 | 備考 | |
クオカード | 2,000円相当 | 1,000株以上 | ※3年以上継続保有の場合、1,000株以上3,000円株未満派 1,000円増、3,000株以上は2,000円増 |
3,000円相当 | 3,000株以上 | ||
5,000円相当 | 5,000株以上 |
エヌアイデイ(2349) 『情報・通信業』
独立系SI
システム開発から保守・運用まで一貫体制
組み込み開発に強みがある
安定顧客も多くいる
【減益回避】
SIは開発端境期の損保・共剤の大口顧客から想定外の受注増
情報通信、電力の案件も底堅く、航空大手のシステム運用減少補う
停滞の名古屋車載開発も底打ち感
会社減益計画は保守的
23年3月期も損保・共済が牽引
航空復調見込む
【深耕】
大口顧客に価格競争力を評価され、他社代替案件含め繁忙
美術エンタメのクラウド基盤会社へ出資、観光分野に活用
【自己資本比率】
74.0%
【配当】
(配当) | (配当金) |
21.3 | 22 |
22.3予 | 22 |
23.3予 | 22 |
予想配当利回 | 1.45% |
【株主優待】
現在提供なし
最後に
KSKの株価は2013年頃から上昇し、現在も上がり続けている
情報・通信業のため、コロナによる影響も少なく、安定感がある
売上に対して従業員数も上昇しており、今後の成長も見込める
ただ、株価については割高感がでている
成長はまだまだ見込めるため、今後の活動が気になります